パリ祭にちなんで~フランスをテーマにした日本切手

フランスでは、7月14日は国民の休日です。

1789年7月14日に、バスチーユ監獄襲撃事件が発生し、この事件がフランス革命のきっかけになったのはあまりにも有名ですが、この事件の一周年を記念して、翌1790年7月14日が建国記念日(Fête de la Fédération)となったことが、現在の休日の起源とされています。

ところで、「パリ祭」という名称は、日本で生まれたものです。1933年、ルネ・クレール監督の映画『QUATORZE JUILLET』が日本で封切られる際、『7月14日』という直訳の邦題ではわかりにくい、という理由で、輸入元の東宝東和映画が名づけたのが『巴里祭』というタイトルでした。

以来、日本では、7月14日は「パリ祭」という呼び方が定着しています。

それにちなんで、フランス革命にちなんだ日本の切手を紹介しましょう。

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1999年は、日本におけるフランス年ということで、各地でフランスをテーマにしたイベントが開催されました。中でも注目を集めたのは、文化財海外交流展の一環として、東京国立博物館に1ヶ月間貸し出された、ルーヴル美術館が所蔵するドラクロワの傑作「民衆を導く自由の女神」でしょう(ちなみに、このとき日本からフランスに貸し出されたのは法隆寺の百済観音像でした)。

日本では、このドラクロワの絵をデザインした切手が発行されました。
http://www.yushu.co.jp/shop/g/g121670/

上で紹介した画像の消印は、2004年7月、目白の「切手の博物館」で開催されたフランス切手展開催を記念して使用された小型印です。私も所属していた、フランス切手研究会が主催した展覧会でした。

この切手展は、7月9日から11日まで開催されましたが、会期中、日替わりで3種類のデザインの小型印が使用されました。

初日に使われたのは、フランスの一番切手、セレスをデザインしたもの。

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二日目は、1945年から発行が始まった普通切手、ガンドンのマリアンヌをデザインしたもの。

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そして三日目は、ドラクロワの自由の女神の首の部分をデザインした普通切手シリーズをデザインしたものが使われました。

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三日目の小型印が、この切手にはぴったりですね。

ところで、 7月14日は、パリのシャンゼリゼ大通りでは伝統的な軍隊のパレードが繰り広げられ、各地でパーティーや花火などが行なわれるなど、フランスでは大いに盛り上がります。エッフェル塔をバックに、華やかな花火が打ち上げられるのも、この日ならではのスペクタクル。ただ、今年のパリ祭りは、あいにく大雨の中でのパレードだったようです。

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