幻の山本有三切手

文学をテーマとした小型印を一つ、紹介いたしましょう。

これは、昭和49年4月に栃木で開催された「文豪をしのぶ趣味の切手展」を記念して使用されたものです。切手趣味週間にあわせて企画されたイベントと推測されますが、蔵の町として知られる栃木市内の巴波川沿いの風景の脇に、何やらペンと原稿用紙が見えます。

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原稿用紙には、「路傍の石 山本有三」という文字が見えます。切手展のタイトルにもなった文豪とは、この栃木の町で生まれた山本有三であることがわかります。

さて、このはがきを裏返してみると、見慣れない切手が印刷されていました。

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一見、文化人切手のようですが、山本有三をデザインしたこのような切手は発行されていません。額面数字を、この切手展開催当時の封書料金である20円に置き換えるなど凝ったつくりになっていますが、文化人切手の外枠と山本有三の肖像を組み合わせてあり、明らかに合成画像。

地元の著名人が切手にとりあげられて欲しいという想いの表れと言えるかもしれません。

ちなみに、山本有三は、後に20世紀シリーズで無事切手になっていますが、これはまた別の機会に紹介しましょう。

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