『ALWAYS 三丁目の夕日'64』に登場する切手

『ALWAYS 三丁目の夕日'64』を見てきました。今回は映画の中に登場する切手について紹介したいと思います。

この映画の時代設定は1964年(昭和39年)。映画でもエピソードの一つにとりあげられている東京オリンピックが開催された年です。オリンピックにちなんだ切手が多数発行されたのも、収集家ならお馴染みでしょう。

そして、映画にも登場する東海道新幹線が開通したのも、同じく1964年の10月1日でした。この日には、東海道新幹線開通を記念する10円切手が発行されています。

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この切手が、実は映画の中でほんのわずかですが、顔を出します。

吉岡秀隆扮する茶川竜之介は少年雑誌に小説を連載しているのですが、同じ雑誌のライバル作家の小説に人気が集まり、焦りを覚えて大胆な作戦に打って出ます。その作戦の内容はさておき、編集部に届いた茶川宛てのファンレターを大森南朋扮する編集者がながめるシーンで、貼られている切手がちらりと見えます。

当時、封書は10円、はがきは5円でした。ファンレターの中には、当時一般的に使われていたソメイヨシノの10円が貼られた封筒に混じって、東海道新幹線開通記念の10円切手を貼ったものがありました。64年という時代を象徴するアイテムとして、わずかですが切手が登場するのは嬉しいものです。

また、ファンレターの中には、尾長鳥を描いた5円切手(1951年12月25日発行)を二枚貼った封書も見えました。当時の5円といえば、はがき料金用のおしどりを描いたもの(1955年9月10日発行)が一般的には使われていましたが、はがき料金の切手は自宅に買いだめしておくことが多いので、余っていた古い5円切手を使ったと考えれば納得がいきます。

このように、封書料金がはがき料金の二倍、というのは、切手の使い回しがきくので便利ですね。

以前、映画『フラガール』に登場する切手についてもブログで紹介しましたが、こうしてちょっとしたアイテムに注目してみると、映画を何倍も楽しむことができます。

さて、肝心の映画『ALWAYS 三丁目の夕日'64』、2D版で見たのですが、十分楽しめました。駄菓子屋だった茶川商店の店先に作られた立ち飲みスペース、自宅にあんなコーナーがあったら、いくらでも飲めてしまいそうで羨ましい。親が電話を取り次いでくれないもどかしさ、私も覚えあります。今の携帯世代には想像もつかないでしょうね。ロクちゃんはウエディングドレス姿も良かったけれど、銭湯帰りに洗面器を抱えて歩く姿も魅力的でした。

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