樋口一葉のエコーはがき5種

本日11月23日は、樋口一葉の命日です。

本郷東大赤門前の法真寺では、毎年この日に朗読会などの行事が行われています。以前、一度訪問したことがありますが、かなりの人出で、境内の駐車場にはテントの屋台が並び、一葉ゆかりの品々が販売されるなど、ちょっとした地域のお祭りのような雰囲気でした。

さて、今回ご紹介するのは、3年前に、台東区竜泉の一葉記念館がリニューアルオープンした際に発行された5種類のエコーはがきです。台東区芸術文化財団が発行元のようです。

リニューアルオープンは2006年11月1日。台東竜泉郵便局は、以前から一葉記念館をデザインした風景印を使用していましたが、リニューアルにあわせてデザインを変更しています。

5種類のエコーはがきは、リニューアルの一ヶ月前の10月2日に第一回が、以降、一ヶ月おきに異なるデザインで発行されました。今回紹介する5種のエコーはがきは、いずれも収集家の知人がエコーはがき発行初日に台東竜泉郵便局から実逓便で発送してくれたものです。

第一回のエコーは速達で届きました。速達料金270円分の普通切手をカラーマークつきで貼り、収集家には心憎い気配りとなっています。押印されているのは、リニューアル前の記念館が描かれている、旧デザインの風景印です(※宛名の一部を画像加工しています)。

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第二回は、記念館のリニューアルオープンの初日、2006年11月1に発行されました。
この日から使用開始となった新デザインの風景印が押印されています。よく見ると、記念館のデザインが変更になっています。

このはがきは、配達記録の料金210円を、カラーマーク付の200円と10円で貼り、配達記録の証明用のバーコードシールや「配達記録」の赤いスタンプも鮮やかに、にぎやかな顔立ちになっています。

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見てお分かりのように、エコーの広告部分のデザインは、「心に刻まれる名作が生まれたまち 台東区」という文字を挟んで、右側のデザイン(新しい一葉記念館と一葉の肖像写真)は各回とも同一で、毎回左側のデザインが変更されています。第一回は、朝倉彫塑館、第二回は、旧東京音楽学校奏楽堂でした。


第三回は2006年12月1日の発行。左側のデザインは、書道博物館です。

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この葉書は、簡易書留で届きました。簡易書留料金350円を、またまたカラーマークつきで貼ってあります。
実はこの時期に引越しをしたため、新住所への転送用のシールが貼られています。簡易書留の発送IDのシールと相まって、ただでさえ狭いエコーはがきの住所欄が狭苦しく感じますね。

第四回は2007年1月4日の発行。左側のデザインは下町風俗資料館です。

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よく見ると、第一回から三回まで、エコーのデザインの右上にあった「平成18年11月よりリニューアルオープン」という文字が、第四回からは消えています。また、この第四回のみ、エコーのデザイン部分の真ん中の文字が「歴史と文化のまち 台東区」となっています。

この葉書では、配達記録の210円を、メータースタンプで支払っています。メータースタンプには通常、消印は押印されませんが、エコーはがきの料額印面を風景印で押印したため、メータースタンプにも消印がかかっています。


さて、最終回の第五回は2007年2月1日の発行。左側のデザインは池波正太郎記念文庫。この第五回のみ、エコーデザインの一番下の台東区のホームページアドレスが、池波正太郎記念文庫のURL(http://www.taitocity.net/tai-lib/ikenami/)に置き換えられています。

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このはがきは、カラーマークつきの270円で速達料金を追加してあります。藤沢局の2月2日の消印は到着印です。風景印は窓口で記念押印することが多いので、風景印の押印された郵便物が実際に郵便で送られたものかどうかをあとから見分けるのは難しいのですが、このように速達にすると到着印が押印されるので、実逓であることを証明できます。

さて、次回は、台東竜泉郵便局の風景印について、少し調べて見たいと思います。

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  • 樋口一葉の小型印

    Excerpt: 11月6日から14日まで、目白の切手の博物館で開催されていた「切手で楽しむ文学展」では、文学にちなんだ小型印が使用されました。 Weblog: 切手と文学 racked: 2010-11-17 07:55