樋口一葉の小型印

11月6日から14日まで、目白の切手の博物館で開催されていた「切手で楽しむ文学展」では、文学にちなんだ小型印が使用されました。

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これは、昭和26年4月10日に発行された、樋口一葉の文化人切手をデザインしたものです。会場のポスターにもこの切手がアレンジされていました。

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せっかくなので、2006年に一葉記念館がリニューアルオープンした際に発行されたエコーはがきに押印してみました。

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以前、このブログでも紹介したように、このエコー、実は5種類発行されています。
http://ikezawa.at.webry.info/200911/article_6.html

この一葉切手、18人の文化人切手の中では唯一の女性として登場します。刷色は赤。なぜ赤かというと、この切手の原画作者が、紅一点、という意味をこめて、赤にしたといわれています。

ところで、文化人切手にはもう一種類、赤い刷色の人物がいます。天文学者の木村栄(ひさし)です。文化人切手の原画は、木村勝と吉田豊という二人の原画作者が手分けして描きました。一葉は吉田豊、木村栄は木村勝。つまり、吉田豊が原画を手がけた切手の中では、赤い刷色は一葉だけだった、ということになります。

ただ、もともとの原画は、赤で描かれたわけではありません。これについては、また別途書きたいと思います。

これは、文化人切手のフルシート。縦5枚、横4枚の20枚で一シート構成になっています。

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現在発行される切手には大抵入っている、題字やカラーマークは見られません。切手を印刷した場所を示す「印刷庁製造」という銘版が、一箇所に入っているだけです。でも、これだけ赤い一葉が並ぶと、壮観ですね。

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