遊行寺を描いた風景印

前回のブログで紹介した藤沢の遊行寺は、近くの藤沢郵便局の風景印にも描かれていますので紹介しましょう。

遊行寺本堂の大屋根とともに、藤沢市のシンボルである江ノ島と富士山が描かれています。

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この風景印、実は昨年、年賀切手が発行された11月11日に図案が改定されました。上に紹介したのはその最終印です。下が、改定初日の風景印。

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どこが違うか、おわかりになりますか。

描かれているモチーフは変わっていないのですが、局名「藤沢」の前に、「神奈川」という県名が入っています。絵柄の部分も線がシャープになった印象を受けますので、消印の本体自体も新しくなったと思われます。

なぜ、県名が入ったのでしょうか。

実は、全国には、同名の「藤沢郵便局」が4局あります。

(1)神奈川県藤沢市藤沢115-2 藤沢郵便局
(2)岩手県一関市藤沢町藤沢町裏74-5 藤沢郵便局
(3)茨城県土浦市藤沢1443 藤沢郵便局
(4)長野県伊那市高遠町藤澤3989-1 藤沢郵便局

単に、「藤沢」という局名だけでは、これらのうちどの局なのかがわかりません。同じ県内でなければ、県名を入れることでその区分は可能になります。

これまでは大きな問題になっていなかったのかも知れませんが、昨年11月11日は年賀切手の発行日。藤沢在住の作家の作品が年賀切手の図案に選ばれたこともあって、藤沢局が初日印の指定局となり、全国から郵依(郵便による消印の押印依頼)が殺到することが予想され、藤沢局が全国区として認識されるタイミングだった、というのが、この日に図案改正をした理由の一つだと思われます。

ただ、風景印はその土地の名産を図案化したものですから、県名がなくても他の県の同名局のデザインとは区別できるはず。気になるのは、一般の郵便に普通につかわれる日付印の方です。

こちらも、最終印と改定初日印を入手することができましたので見てみましょう。

これが最終印です。

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そして、初日印。

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こちらにもきちんと「神奈川」という県名が追加されていますね。この日付印こそ、県名がなければ同名局のどの4局なのか、区別は難しいですね。

ちなみに、日付印には、インク浸透式のものと、金属製のもの二種類があり、上にあげたのは前者のもの。金属製の日付印についても、以下にあげておきます。

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こちらも、きちんと県名入りのものに変わっていました。

他の3局の藤沢局はどのような消印を使っているのか、気になるところです。

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