テーマ:切手

タイタニック号沈没から100年(2)4本目の煙突はダミー!?

前回のブログに続き、タイタニック関連の切手を紹介しましょう。 これは、2012年にカナダから発行された小型シート。航行中のタイタニック号の全体像を収めたデザインです。 背景には北大西洋の地図が描かれ、右には処女航海の出発地点であるサウザンプトン(Southampton)、左側には救難活動の拠点となったカナダのハリファ…
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タイタニック号沈没から100年(1)悲劇を伝えるイギリスとカナダの切手

私が中学生だった頃、今からもう20年以上前の話ですが、英語の教科書にタイタニック号の悲劇をテーマとした教材がとりあげられていました。 沈みゆくタイタニック号から一斉に避難する乗客たち。その中に、救命ボートが足りないために引き裂かれそうになる母子の姿。とある若い女性が、その母親の身代わりとなって救命ボートから船に戻り、母子は無事救助…
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スタンプショウで「風景印文学散歩」展示中

本日まで浅草で開催中のスタンプショウ2012にて、風景印と文学をテーマとしてまとめた作品『風景印文学散歩』を展示しています。 このブログでも紹介してきた文学テーマの風景印を、関連する資料とともに多数展示しておりますので、ぜひご覧ください。 本日15時15分からは、作品前でトークも予定しています。
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『ALWAYS 三丁目の夕日'64』に登場する切手

『ALWAYS 三丁目の夕日'64』を見てきました。今回は映画の中に登場する切手について紹介したいと思います。 この映画の時代設定は1964年(昭和39年)。映画でもエピソードの一つにとりあげられている東京オリンピックが開催された年です。オリンピックにちなんだ切手が多数発行されたのも、収集家ならお馴染みでしょう。 そして、映…
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「樋口一葉ゆかりの人々」を見てきました

一葉記念館で開催中の「樋口一葉ゆかりの人々」を見てきました。 台東区の一葉記念館は昭和36年(1961年)5月12日に開館しました。女性作家の単独文学館としては国内初の施設だったそうです。その後45年経ち、五千円札の肖像に一葉が採用されたこともあり、平成18年(2006年)11月1日に記念館はリニューアルオープンしました。…
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樋口一葉と「たけくらべの美登利」

今年10月7日に発行された3種類の国際文通週間切手には、女性を題材にした日本画が選ばれました。 国際文通を意図した発行ですので、切手の額面は海外向けの封書料金が基本になっています。 すなわち、90円は第1地帯(アジア)あて、110円は第2地帯(オセアニア、中近東、北中米、ヨーロッパ)、130円は第3地帯(アフリカ、南米)あての2…
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最初に切手に登場した「島崎藤村」

島崎藤村は文化人切手として一度切手になっていますが、それ以前にも一度切手に登場したことがあるのをご存知でしょうか。 ただし、肖像ではなく、名前です。 しかも、切手そのものではなく、切手のシートのまわりにある耳紙の部分です。 こう言うと、もうおわかりですね。先日、このブログでも紹介した、1981年2月9日に発行された「日…
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藤村の「椰子の実」の小型印

昨日のブログで紹介した、島崎藤村の「椰子の実」。この歌をテーマにした切手が、日本の歌シリーズの第8集として1981年2月9日に発行されています。その時に使われた小型印に、藤村の詩碑が描かれたものを見つけましたので紹介したいと思います。 ただし、この小型印は局名が渥美局であることからわかるように、懐古園の詩碑ではなく、渥美半…
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幻の山本有三切手

文学をテーマとした小型印を一つ、紹介いたしましょう。 これは、昭和49年4月に栃木で開催された「文豪をしのぶ趣味の切手展」を記念して使用されたものです。切手趣味週間にあわせて企画されたイベントと推測されますが、蔵の町として知られる栃木市内の巴波川沿いの風景の脇に、何やらペンと原稿用紙が見えます。 原稿用紙には、「路傍…
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『野口英世の生涯』全48リーフ公開中

野口英世はこれまで日本では三回、切手にとりあげられています。また、海外でも、エクアドルやガーナなど、英世にゆかりのある国で何度か切手の題材になっています。 以前、雑誌の連載記事で英世を取り上げることになり、猪苗代湖畔にある英世の生家や記念館、母校の小学校、墓、英世が青年時代を過ごした会津若松の病院などを取材してまわったことがありま…
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サン=テグジュペリ最後の飛行

昨日、7月31日は、サン=テグジュペリがコルシカ島の空軍基地から飛び立ち、任務中に消息を絶った日でした。第二次大戦の終焉まで一年足らずの1944年のことです。今日はそれにちなんで、サン=テグジュペリを題材とした切手を紹介しましょう。 凹版の単色刷り版画に、1970年9月19日に発行されたフランスの航空切手を2枚貼り、初日印…
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フロベールと『ボヴァリー夫人』

先日のプルーストに引き続き、切手になったフランスの作家をもう一人紹介しましょう。ギュスターヴ・フロベール(Gustave Flaubert, 1821-1880)です。 フロベールはルーアンの病院の外科部長の息子として生まれました。当時のルーアンは、人口十万ほどの豊かな工業都市で、学士院や博物館、学校、教会や工場などが並び…
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宮城道雄と刈谷駅(1)供養塔までの道のり

名古屋駅から東海道線の快速に乗り、豊橋方面に20分ほど行った場所に刈谷という駅があります。周辺にはデンソーなどトヨタグループのメーカが本社や工場を構えており、私も何度か出張で訪れました。 この駅の近くに、盲目の筝曲家、宮城道雄の供養塔があるというので立ち寄りました。 宮城道雄は1894(明治27)年4月7日、兵庫県神戸市に生…
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映画『沈まぬ太陽』に登場する手紙(2)

前回に続き、映画『沈まぬ太陽』に登場する手紙をもう一つ、紹介しましょう。 物語の終盤で、主人公の恩地とともに労組を引っ張っていた、香川照之演じる八木書記長のささやかな復讐劇が描かれます。 労組での活動を会社に疎まれて左遷人事にあい、さらに行天常務に不正な金の工作を命じられていた八木は、その指示や工作の顛末を克明に手帳に書き記…
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映画『沈まぬ太陽』に登場する手紙(1)

2009年に映画化された山崎豊子の大作『沈まぬ太陽』。数ヶ月前にテレビでも放映されたので、ごらんになった方も多いのではないかと思いますが、細部にわたってリアリティあふれる描写がちりばめられ、目を奪われました。 その映画に、いくつか手紙が登場しますので、検証してみたいと思います。 渡辺謙演じる主人公の恩地元は、パキスタンのカラ…
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吉井勇の書簡

前回、京都祇園の吉井勇の歌碑を紹介しましたが、それに関連して、今日は吉井勇が京都から差し出した書簡を紹介したいと思います。 吉井勇は東京の生まれですが、昭和13年、53歳の時に京都市左京区北白川に居を定め、以後、昭和35年に75歳で没するまで、京都を第二のふるさととして過ごしました。 この書簡は、昭和19年3月28日…
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石川啄木のフレーム切手

今年は、石川啄木が歌集『一握の砂』を刊行して100年目にあたります。それを記念して、フレーム切手が発行されましたので紹介したいと思います。 『一握の砂』は、1910年 (明治43年)に刊行された石川啄木の第一歌集です。このとき、啄木は24歳。三行書きによる独自の形式が話題となり、多くの歌人が影響を受けています。啄木より10…
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島村抱月とカチューシャの唄

日本近代劇の普及に大きな功績を残した島村抱月。今日は、そんな抱月の生誕の地の小型印を紹介しましょう。 島村抱月は、島根県那賀郡小国村(現在の金城町小国)で生まれました。現在、浜田市金城町には、島村抱月にゆかりのある場所に説明板が設置され、「島村抱月文学散歩コース」が設けらています。小型印にデザインされているのも、これらの解…
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一葉切手の使用例

前回紹介した樋口一葉の文化人切手、今日はその使用例を紹介しましょう。 この切手が発行された当時は、国内封書料金が8円でしたので、通常の郵便物に一枚貼りで使える切手でした。もともと、普通切手と同様に広く使ってもらうことも意識して、発行枚数も、当時の記念切手の平均的な発行枚数である300万枚に比べて、3,000万枚と、かなり多めです。…
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樋口一葉の小型印

11月6日から14日まで、目白の切手の博物館で開催されていた「切手で楽しむ文学展」では、文学にちなんだ小型印が使用されました。 これは、昭和26年4月10日に発行された、樋口一葉の文化人切手をデザインしたものです。会場のポスターにもこの切手がアレンジされていました。 せっかくなので、2006年に一葉記念館がリ…
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江戸川乱歩生誕の地

前回のブログでは、池袋の地下街で展示されている乱歩ゆかりの品を紹介しましたが、それに関連して、今日は乱歩生誕の地の風景印を紹介しましょう。 江戸川乱歩は明治27年10月21日、三重県名張で生まれました。乱歩の父が、名張町にあった名張郡役所の書記を勤めていたときに誕生した長男が江戸川乱歩(本名・平井太郎)です。明治28年6月に父の転…
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小泉八雲と「かきつばた」

前回、小泉八雲没後100年にあわせて発行された文化人切手を紹介しましたが、今回は、同じく没後100年を記念して使われた小型印を紹介しましょう。 これは、八雲が暮らした松江で、平成16年に使われていた小型印です。小型印の日付「9月26日」は、八雲の命日です。 ちょうど没後100年目にあたる2004年9月26日時点では、…
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小泉八雲展を見てきました

神奈川近代文学館で開催中の「小泉八雲展」を見てきました。 八雲の生誕からアメリカの新聞記者時代、日本への渡航、松江、熊本、そして東京時代まで、直筆資料や著作、ゆかりの人物の紹介などを含め、充実した内容でした。 八雲は一時期、東京帝大で講義を行なっていましたが、その講義を受けた教え子たちが筆録したノートも多数展示されていました…
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本日より「都の西北 郵便から見た早稲田大学史」展がはじまります

本日より、ワセダギャラリーで「都の西北 郵便から見た早稲田大学史」展が始まります。 http://www.waseda.jp/alumni/125/philately.html 案内チラシは、私がデザインしました。 私の早稲田大学に関するコレクションの展示が中心で、大隈重信、坪内逍遥、高田早苗、会津八一、相馬御風などの…
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毛沢東と切手

先日、9月9日は、毛沢東の命日でした。 それにちなんで、今回は、文化大革命時代に中国で差し出された手紙を紹介しましょう。 1969年10月30日、江蘇淮安市から北京に宛てて差し出された手紙です。封筒の左側には、赤い枠で彩られた、なにやらスローガンめいたものが印刷されています。これは、毛沢東の語録「人民、只有人民、才是…
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松山と正岡子規

今日から二日間、横浜産貿ホール・マリネリア1階にて、サマーペックスが開催されます。 http://yushu.or.jp/event/summerpex10/index.html 昨年に引き続き、JUNEXの審査委員長を拝命したため、今回は審査員出品として『正岡子規の世界』を出品しています。 数年前のスタンプショウのオ…
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アリエッティと切手

『借りぐらしのアリエッティ』を見てきました。 このブログでも、予告編に写っていた切手を紹介しましたが、アリエッティたちが暮らす地下空間には、他にもいろいろな切手が、ポスター代わりに貼られているのを見つけることができました。 まず、外からリビングに入って左手の壁に、50円の蝶切手。これはきちんと額装されているようです。 …
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『坂の上の雲』に登場するフランスからの手紙

NHKスペシャルドラマ『坂の上の雲』では、秋山好古がフランスから秋山真之宛てに差し出した手紙が登場します。かなりリアルに作られていますので、今回はこの手紙について検証してみたいと思います。 秋山好古がフランスに留学していたのは、1887年(明治20年)7月25日から、1891年(明治24年)12月13日です。サン・シール陸軍士官学…
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芥川の命日「河童忌」

昨日、7月24日は、芥川龍之介の命日「河童忌」でした。 芥川は今から83年前、1927年(昭和2)年の7月24日に、睡眠薬を飲んで35年の生涯を自ら絶ちました。 芥川が用いた睡眠薬は、ドイツのバイエル社の「ベロナール (Veronal)」といわれています。芥川にこの睡眠薬を処方したのが、歌人であり医師であった斉藤茂吉だという…
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『借りぐらしのアリエッティ』に登場する切手

幼少の頃、私の母親はよく寝る前に読み聞かせをしてくれました。自身が子供を持つ身になってみて、当時子供を寝かしつけるために母親なりに苦労していたのだな、ということが身にしみてわかるのですが、それはともかく、当時読んでもらった話の中で今も記憶にあるのが、くまのパディントンとドリトル先生、そして、メアリーノートンの『床下の小人たち』シリーズで…
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